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一般社団法人 士別青年会議所 第59代理事長  福 島  和 秀

2015年度 スローガン

「活力溢れる地域の未来へ 新たな一歩を踏み出そう!」


〜はじめに〜

 現在、長きに亘る経済的不安から脱却し回復傾向にあると言われる中、この地域においてはどの様な状況なのでしょうか。私は必ずしも回復傾向にあるとは言い切れないと感じております。そこには、現在に至る不況の影響や少子高齢化、人口の減少など多くの地域で問題視されていることが根本にあり、多くの人が将来への不安を抱いていると感じます。
 私も、青年会議所に所属する以前は、どこか遠くにある問題のように感じており、気にすることもありませんでした。
 自分たちが暮らすこのまち、この地域に無関心なままではいけないと感じております。真剣にこのまちの未来に対して考えたときに、今私たち青年世代は重要な役割を担っているのではないのでしょうか。如何なる時代の変化もその時代の青年たちの熱と風によって変革してきたのではないかと私は強く考えます。
 私たちはJAYCEEとして、そして一市民として、先輩諸兄から受け継いだ歴史を紐解き、今を受け継ぐ責任世代として未来へはばたく子どもたちへ、バトンを繋げるべく運動をしていくことが必要です。一人の一歩から地域を巻き込んで前進する一歩へと。
  初めは小さな力かもしれませんが、仲間と志を一つにすることで大きな力を発揮することが出来ると考えます。青年世代にある私たちが、この地域の未来を明るく照らす灯火として、新たな可能性を切り拓くべく運動をしていく所存です。


〜夢と理想をもって〜

 『夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし』吉田松陰の言葉です。
 この言葉に私は深く感銘を受けております。今私たちがいるこの瞬間は、先達の明るい豊かな社会を築くという夢、そして悩みや労苦を厭わず行動を起こしてきた結果の上に成り立っていると私は感じております。
 しかし、物質的に豊かになった今の社会には心の豊かさが無くなってきているのではないかと感じてなりません。特に「事なかれ主義」という言葉が表わすように、流れに身を任せ、今の生活が波風なく過ごすことが出来ればよいという風潮が蔓延しているのではないかと感じます。
 時代の流れや社会の風潮だからと、行動を起こすことに憶病になっているのではないのでしょうか。
 環境は今を生きる人の想いと行動で、変えることが出来ると私は強く信じます。大切なことは歴史から学び、何をすることが重要な課題であるかを確りと議論し、行動に移すことが必要です。
 私たち青年が、未来の明るい豊かな社会のために今一度失敗を恐れないで、英知と情熱を胸に、勇気ある新たな一歩を踏み出して参ります。


〜一期一会〜

 私が青年会議所に入会したのは2009年です。
 その当時の私は、自分の成長と意識の変革がどこまで出来るのかという気持ちが強くありました。青年会議所運動を通して多くの人に出会い、学びと気付きを得ること、青年会議所に真剣に向き合う多くの先輩諸兄やメンバーから、日常生活で受けることの無い叱咤激励、ある時は親身になって相談に乗って頂き、そして身を粉にして協力して頂いたこともあります。そして多くの人々に支えられて今の自分があると深く感じております。
 人の成長には、必ず人が携わっており、そこに「ひとづくり」の原点があると考えます。一つの事業が終わるころには、仲間と新たな絆を得ることができ、共に成長することが出来たと実感しております。
 過去から現在の出会いと経験の中で、今の自己が形成されているのは、如何なる人も同じだと私は感じております。「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」と云われておりますように、出会った一言の言葉や今まで知らなかったことを経験することにより、新しい価値を見出すことができ、その中で高い目標を持って行動し達成することで、その自信と経験が大きく人を成長させることが出来ると確信しております。
 私たちが先輩諸兄から伝えて頂いた成長と意識の変革を、これから出会う人々に伝えていくために、責任世代である意識を持ち運動を展開して参ります。
 そして、これから未来へ向けて青年会議所をより魅力ある団体として継続し発展していくためには、先ず自分自身が魅力ある存在へと成長していかなければならないと考えます。そして自分のための成長だけではなく、地域発展のために自分自身を確りと見つめ直し、地域のリーダーたる人財へと共に成長する「ひとづくり」を実践して参ります。


〜地域のちから〜

 少子高齢化が深刻化していく現在、地域の過疎化という問題も顕わになってきており、これから先の未来に向かって歩んでいく私たち青年世代には、非常に不透明な時代にあると感じております。
 私は和寒町で生まれ士別市は近隣のまちという認識しか持っておりませんでしたが、子どものころに士別市の「世界のめん羊館」で珍しい種類の羊を見たことは今でも鮮明に覚えております。そこには昭和57年に羊の品種『サフォーク』を士別の顔として位置づけ、当時の士別青年会議所先輩諸兄と市民有志により発足した「士別サフォーク研究会」にて「ひつじのまち」としてのまちづくり運動を展開してきたことをこの地に住まい、まちづくりに携わることで改めて学ぶ機会となりました。さらにはこの地域には様々な団体、多様な方々が率先してまちづくりへ参画していることに気付くことが出来ました。
 明るい豊かなまちを目指し行動する人が多いということは、まさに地域の「たから」であり、未来へ向かう大きな力であると私は強く信じております。
 今地域と経済が大きく変化を遂げるときだからこそ、この地域でまちづくりを率先して行っている団体や、市民との連携が必要不可欠であると私は強く考えます。そして私たちが今一度、力強い一歩を踏み出して地域の課題を深く議論し、12年に一度の未年であります2015年度を「ひつじのまち士別」から、地域の未来を明るく照らす運動を展開出来ると確信しております。
 行動を起こしていく一人が立ち上がり、そこに連帯していく仲間が共に一歩を踏み出したとき、新しいまち、新しい地域を創造し、共に作り上げることが出来るのではないのでしょうか。地域と確りと連携を築き、地域のちからの創出へ歩んで行く所存です。


〜未来の青年と共に〜

 未来のまちを築き上げていくためには、私たちだけではなく青年へと成長していく子どもたちの存在は必要不可欠なものだと私は感じております。
 そして子どもたちが故郷への郷土愛を育くむには、私たち一人ひとりが故郷への想いと誇りを持って運動を展開していくことが責務であると強く感じております。
 私は自分の身近にいる人々の背中を見て自分もこうありたい、こうあるべきだと感じ、気付いた時にはその背中を追いかけるように道を進んで参りました。
 この地域で幼少期を過ごしたことを振り返ったときに、私は感謝の念が絶えることなく、この地域で育ったことを誇らしく思っております。
 今私たちが、真剣にまちの未来を考えていくならば、将来あの様な人になりたいと手本となる様に、私たちが未来の青年世代と共にまちづくりを実践し、ひとづくりを通して絆を深めていくことが必要であると考えます。
 そして、それこそが未来を繋ぐ青少年の育成に欠かせないことであり、今日まで先輩諸兄が築き上げてきた歴史を紐解き、故郷の礎となってきた運動を今一度再確認し、青少年育成運動を展開し、未来の青年たちとの強い絆をより一層発展することで、この地域で育んだ想い出や誇りが、10年後、20年後の地域発展へと繋がっていくと強く信じております。
 未来への指針を示すために共に学び、共に歩む運動を邁進して参ります。


〜おわりに〜

 地域の活力に必要なことは、同じ理想を持って行動を起こす人財が一人でも多く増えることにあると考えます。
 しかし、新しい一歩を踏み出すには、勇気が必要で一人では簡単に踏み出せないこともあります。

 だからこそ青年会議所メンバー一人ひとりが率先して地域一体となった運動へ
 今踏み出さなければ本当に目指す地域、社会を構築していく事は出来ない
 ほかの誰かではなく先ず私たちがそこへ向かって新しい一歩を踏み出して行こう
 この地域の未来のために、そして未来の青年たちへと繋ぐために

 

 

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