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一般社団法人 士別青年会議所 第57代理事長  大 橋 直 幸


〜はじめに〜

 昨年の2012年度に引き続き、理事長を仰せつかるにあたり、私自身この上ない栄誉で あり光栄に存じます。と同時に昨年にも増して身の引き締まる思いでありますと共に、この 2013年度が終わる時には、一人でも多くの賛同と労いの念をもって頂けるよう、更なる 自らの修練の場として、又、明るい豊かな社会創造の為に再度スタートをさせて頂く所存であります。

  私は、この青年会議所という組織に身を置く以前は、何もかも溢れかえっている平和ボケと言っても決して過言ではないであろう今の時代に対し、現代の目線で物事を冷静に考えた時に幾度となく、「このままでいいのか」という強い疑問を抱えておりました。

 昨年理事長職を務めさせて頂いた中で、私独自の観点から申し上げますと、この青年会議所運動というのは今現代の若者の考えや、時代の流れというものにはどちらかと言えば逆行を しており、それ故そぐわない部分も数多くあるのではないかと感じております。しかしながら私は強く確信しているのです。戦後、この日本という国が高度経済成長を遂げる中、汗と涙と努力が最も必要とされた時代の、大先輩達の「偉大なる賜物」であり、大きな「成功例」として捉えることができるのではないだろうかと。


〜55年の歴史から教わった事〜

 昨年、多くの皆様の支えにより当会が創立55周年の節目を迎え、共に歩んでこられた皆様と、歴史と伝統を紐解いていく貴重な時間を共有させて頂き、過去を振り返る事ができました。同時に現役メンバーの誰もがこの歴史と伝統から、可能性と光がある限り前を向いて前進を して行かなければならないと決意を新たにしたところでもあります。

 決して時代にそぐわない事があっても、時代に逆行していても、この地域に住まう一人の「青年」として戦っていかなければならない。この故郷士別を愛する者として「志民」として共に「地域愛」を推進し一枚岩となって意識変革の礎となっていく必要があると強く考える ところであります。

 「55年の歴史と伝統に感謝」「携わってこられた皆様に感謝」この気持を決して忘れる事なく未来へと進み、平坦な道ではなく、この地域の未来を明るく豊かなものとする為に、棘と言い表しても過言ではないほど、己に対し厳しい道を自ら選択し進んで歩んで行く決意でございます。


〜人生の卒業式から教わること〜

  私の務める会社は葬祭業を営んでおります。 何十年も人生を積み重ねてこられた方々、そしてその周りの家族、親戚、友人、縁に結ばれた方々との悲しく辛い思いを目のあたりにして参りました。
そこで教わった事は言い尽くせませんし書き尽くすことは不可能であります。

 ただ、私なりの言葉と致しまして、一言で言い表すならば、去り行かれる人も残される人も「思いやりの心を忘れずに後悔しないように精一杯生きる」という事だと察しております。

  記憶に新しい東日本大震災、毎日当たり前のように起こる悲惨な事件や事故。 それらを我が身に置き換えてみると何とも言えない悲壮感が漂います。大切なのは、いつ何時自分に振りかかっても「教わった思い」を教訓として活かし、日々の生活を感謝の気持ちを抱きながら過ごすことによって、少なからず救われるものがあると強く思う次第であります。


〜一年の経験と出会い〜

 昨年を振り返り、私自身が率直に感じたことは、忙しく大変な思いをしたのは確かではあるが、同時にその何倍もの出会いや、気付き、生きている実感というものを自らの経験から学ばせて頂きました。人との出会いの中で学ぶもの、色々な気付きから驚愕し発見、比較できることの素晴らしさ、経験という言葉を引用出来る贅沢さ。どれもこれもが自分だけの力ではなく、皆様のお陰で学ぶことができたと心から感謝しております。

  又、この所信を通して御礼や感謝の意を伝えられることも、再任させて頂く者の幸せであり、
至福の極みと捉え今後の活動に更なる邁進をお約束する所存でございます。


〜大切なもの〜

 再任とはいえ私は先輩諸兄の方々から受け継いだ「中継ぎ」にしか過ぎないと思うとともに以前、私が所信に掲げた事も、全て完遂できたわけではないと私自身は痛感して居る次第であります。

  我々の暮らすこの地域が様々な問題を抱えながらも、その問題が現在進行形で深刻度を増してゆく。そのような中にあって責任世代と言われる私達は大切な家庭や時には自らの職務をも犠牲にするくらいの気概で活動を展開しなければいけないと私自身強く思い、各々が自らに 対してのハードルを今よりも高く上げた中で、仕事、家庭、青年会議所活動に携わる時間の  密度を濃く、後悔の無いようにその時をしっかりと噛みしめながら青年の立場を忘れずに、 謙虚な心、自己の研鑽、奉仕の心、思いやりの精神、己を知ることのできる人間へと努力していかなければならない。と表現し、55周年の式典の際には私本人が一番伝えたかった、失われがちな「義理と人情」希薄になっている「男気」というフレーズを用い、更には「生きる力と生きようとする強い信念」を公言いたしました。

 加えて、これらの言葉に嘘偽りなく胸を張って行動する青年が、今後最も必要とされていく ものだと確信しておりますし、これらの言葉はさもすると古くさい言葉なのかも知れませんが、大切な言葉だと私自身は思えてなりません。

 そしてこのことに関しましては昨年当初と比較し、自分自身やメンバー間のみならず色々な方向へと少しは浸透できたと自負しているところでもあります。

  今後も「修練」「奉仕」「友情」の三信条のもと「英知」「勇気」「情熱」を発揮し、私の最も大切にしている「笑顔」「楽しむ」「楽しもうとする努力」を理念に掲げ明るい未来の為に全力で邁進して参ります。


〜おわりに〜

 この士別青年会議所という組織が55年から今後60年、100年へと続き、今後の士別市に燦然と光を輝き放つ一番星であり続ける為に、後世に思いを馳せて名を残せるように、足元をしっかりと見つめながら一年間、全力で駆け抜けて参ります。

  例え完成形までの道程に苦難や試練が存在しても、生きている証と感謝をし、誰からも認められ崇敬される存在であり続ける為に。

  二年目のジンクスという言葉は、いわれや迷信と思えてなりません。 支えてくれる方々がいる限り、皆様の思いをパワーに変え全身全霊で乗り越えていこうという確固たる意志のもと行動出来れば、何事も「新たな歴史」に刻まれることと強く確信しております。

 

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